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#74/80 白い雲
★タイトル (********)  20/ 9/12  16:28  ( 98)

台風10号騒動     kyomi
★内容
騒動の発端は、台風が日本のはるか南の沖合にあり、まだ進路も不明確だった
2日、気象庁が異例の会見を行い、「今後特別警報級(中心気圧930hPa以下、
最大風速50m/s以上)の勢力まで発達し、6日から7日にかけて、奄美地方
から西日本にかけて接近または上陸するおそれがあります。」と発表したこと
だが、海水温が高いので、沖縄や奄美付近では、中心気圧が915(「猛烈な」)
になるとのことだった。

個人的には、進路が明確になるにつれ、こちらへ来る頃は、中心気圧もだいぶ
上がっているようだったので、さほど気にしてなかったのだが、なぜか、翌日
からテレビもラジオも、猛烈、猛烈、最大級と煽りに煽るものだから、スーパー
やホームセンターでの買い占めが始まり、4日頃からスーパーの棚がカラになり、
特にパン類がなくなっていたのは、停電で冷蔵庫が使えなくなった場合、冷蔵
不要な食糧として推奨されていたかららしいのだが、いつものように出遅れる
私は「何これ?」とあぜん。( ̄(エ) ̄)

おまけに、スーパーは、6日から休むと言うし、午後からはコンビニもバスも
美術館等も休みだそうで、7日は役所も学校も休みとな。( ̄◇ ̄;

停電時の熱中症対策として車のクーラーを使えという情報から、ガソリンスタ
ンドが満タンにする車で長蛇の列になり、あちこちで渋滞が発生、避難先も、
コロナで入れるかわからないため、ビジネスホテル等が予約で満室となった。

こちらの市内では、平成3年の19号で最大瞬間風速52.6メートルを経験して
いるが、(根拠もないのに)今度のはそれ以上という噂で持ち切り。

しかし、猛烈、猛烈、と言いながら、いつ猛烈になるのだ?と思っていたら、
結局、920からは進まず、特別警報も出ず、こちらへ来る頃は950くらいにま
で上がっていたようだ。にもかかわらず、前日の天気予報では、気象予報士が、
窓を補強しろ、携帯を充電しろ、水を貯めろ、最大級、最大級と、まあ、うる
さいこと。あげくに「もう時間がありません」だと。( ̄Д ̄;

で、猛烈にならなかった理由は、直前の8号や9号で海がかき混ぜられ海水温
が低かったとのことだが、そんなの気象庁なら前もってわかりそうなものだろ。ヽ(`Д´)ノ

6日、朝はまだ強風域だったので、市内は、避難準備、午後、避難勧告、夕方、
避難指示と機械的に進み、まあ、明るいうちということだろうけど、コロナで、
そんな人数入る避難所はない。近くの小学校が何か放送していたが、音が小さ
いので何言ってたのか不明。恐らく、避難して来た人らが入れず、他の避難所
を案内していたのではないかと思うが。

で、ちょうどその頃、午後4時半頃だったか、ラジオを聞いていたら、市内は、
「最大瞬間で35mくらい」と言うので、えー!そんなもののために何日も前
からこの騒動かい!と、がっくり。

それから、9時頃暴風域に入るというので、その頃いつもしていることを早め
に済ませたりしていたが、9時を過ぎるとえらく静かになり、風も雨もなし。
強風域のときより静か。「何だ、これ?」( ̄(エ) ̄)

その後も、そよそよと微風が吹いている程度で、最接近(零時頃)の1時間くら
い前からようやく吹き始めたが、暑いのでまだ窓を開けていたら、秋の虫の音
が聞こえていた。

その後はだいぶ吹いていたが、結局、市内は、最大瞬間21.4mだった。県内
でも天草市の38.7mが最高。気象予報士の言い訳としては、半径が右側、つ
まり、東側が大きかったので、宮崎の方へ行き、九州山地でさえぎられたとわ
けのわからん説明。確かに、宮崎側を北上する場合は、九州山地に助けられる
ことが多いのだが、今回は反対側だし。

個人的な経験では、暴風域に入ってるのに、風も雨もないのは、台風の目に入っ
ていたときしかない。だいぶ前、昼間の台風だったが、長時間、目に入ってい
たことがあり、その時は、日が差し、青空が見えていた。当時、パソ通時代だっ
たが、掲示板にそう書き込んでいる。

7日は、吹き返しが強かったが、以前は、これくらいなら、会社も学校も普通
にあったし、朝刊も、どうやって来たのかと思うくらいちゃんと配達されてい
た。だからと言って、誰かケガしたとかきいたこともない。今は、何でもかん
でも休むので、コンビニなど、もとにもどるのに1週間かかるそうだ。

平成3年の19号は、その凄さから、中心気圧は910くらいかと思い込んでい
たが、今回、改めて調べると940だった。すると、やはり、中心気圧というよ
り進路なのだなと再認識。あと、台風の右側が強いと言われているが、それも
やはり状況によるのではないかと思う。

今回、この騒動で、それまで避難したことのない人たちまでが避難してケガし
たり、どこにも入れず車中泊した人が熱中症で入院したりした。7月豪雨被災
の人吉方面からは貸し切りバスでこちらへ避難して来られたそうだが、どこへ
行かれたことやら。

それにしても、何でこんな大騒動になったのだろう。まー、地震との混同もあ
るとは思うが、はー、疲れた。今もまだ窓のテーピングがそのままの家も多い。
浴槽いっぱいに水を貯めてた人たちも多いようだが、それ、どうしたのだろう?
風呂釜で炊ける場合はそのまま炊けばいいが、そうでない家は・・・。

以下は、静岡大防災総合センター教授牛山素行氏が今回の10号に関して9日
に投稿された記事、「台風10号への警戒  『大げさすぎ』だったのだろう
か?」より引用。当初のタイトルは、「『大げさすぎ』だったか?」だったが、
翌日、「だったのだろうか?」に修正してあった。(させられた?)
>台風接近時などに伝えられる表現に対しては「大げさすぎ」「的外れ」と感
>じる事がかなり多い、というか、ほとんどの場合そう感じていると言っても
>過言ではないでしょう。たとえば、台風が日本のはるか沖合にあるときに、
>その時点の台風の中心気圧と過去の日本に上陸した記録的な台風の上陸時中
>心気圧を対比して、「○×台風を上回る規模の台風」などと伝えるケースな
>どは典型的です。台風は日本のはるか沖合の海上で発達していても、上陸時
>の中心気圧はそれよりもかなり高くなっている(勢力が弱まっている)事がほ
>とんどだからです。


kyomi


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